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怒調理師節急

Truffe blanche d'Alba

早くも12月に突入してしまったが、時の流れの速さ こればかりは防ぎようがない。

11月は毎年忙しくもなく 淡々と過ぎていくのだが こいつの登場とともにテンションは上がっていく。


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                  Truffe blanche d'Alba



どう言う訳か、毎年こいつにそこそこ出会わせて頂く。入荷して封を開ける前からその香りは鼻を刺激する。出来の良い極トリュフをのみを頂く。湿り気のあるもの柔らかいものは除外だ。黒ずんでいるものも避けたい。

白トリュフは香りが飛ぶのが早い。3日以内には使い切りたいものだ。香りのない死んだ白トリュフに出会うととても悲しくなる。

白トリュフは客席中にその香りを届けてくれる。



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          Crème Truffe blanche brûlée et glace à la Truffe blanche


白トリュフと土佐ジローの卵を1日一緒に密閉保存する。その卵黄と白トリュフでクレームブリュレを作る。グラスバニラと同じ要領で、その卵黄を使いグラスを仕込む。バニラの代わりに白トリュフを加える。パコにかけるときに白トリュフも一緒に回している。

白トリュフのデザートで一番好きだ。しいてもう一つ候補をあげるなら白トリュフのスフレだろうか。トリュフは温度が肝心だ。卵と乳製品との相性は言うまでもない。

Zind-Humbrecht Pinot Gris Clos Jebsal 1999 こいつは偶然出会ったが最高のマリアージュだった。白トリュフと一緒に喉を通る瞬間、一瞬、トリュフの向こう側が見えた気がした。

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             白トリュフは11月の一月だけと決めている。










by koinyuasa | 2016-12-02 02:09 | Truffe blanche | Comments(0)
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